チェック・ポイント、セキュリティ管理アプライアンス「Smart-1」を強化

　チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社（チェック・ポイント）は8日、セキュリティ管理アプライアンス「Smart-1」の全モデルを刷新したと発表した。「Smart-1 3150」「同 3050」「同 225」「同 210」「同 205」の5種類をラインアップする。価格は121万円（税別）から。

　Smart-1は、セキュリティネットワーク環境に特化して設計されたセキュリティ管理専用アプライアンス。管理コンソールから、ファイアウォール、VPN、IPSなどのポリシーの定義と配備を行えるほか、ログ分析、脅威分析などの機能を備えている。

　新たなSmart-1では、従来モデルと比べてストレージ容量が3倍に強化され、フォレンジック調査用のデータを数年分蓄積できるという。また、マルチドメイン管理機能により、最大200の独立したセキュリティドメインをサポートし、肥大化する複雑なポリシーの分割機能も提供される。

　ログは最大100GB/日を保管可能なほか、4万4000件/秒の速度でインデックス化され、即座に検索可能になるとのこと。さらにハードウェアの最適化により、レポートの生成速度が向上し、週次ログデータに基づく脅威対策ビューの生成が10秒以内に短縮されている。