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トレジャーデータサービスとシステム連携サービス「SkyOnDemand」が連携

 トレジャーデータ株式会社と株式会社テラスカイは21日、トレジャーデータのクラウド型データマネージメントサービス(DMS)である「トレジャーデータサービス」に、テラスカイのデータ連携ツール「SkyOnDemand」が対応したと発表した。これによりトレジャーデータサービスは、各種可視化ツールやデータベースなどさまざまな接続先に、ノンコーディングで対応できるようになるという。

 トレジャーデータサービスは、デジタルマーケティング領域やIoT領域で活用されるビッグデータ処理のクラウドサービス。オープンソースのログ収集基盤「fluentd」や、バルクデータをバッチ処理するためのツール「Embulk」を利用し、Webサービスやモバイルアプリ、サーバー、センサーなどから、大容量のログデータやセンサーデータを効率的に集められる。また収集されたビッグデータは、トレジャーデータサービスを利用して処理され、各種デジタルマーケティングツールやデータベースシステムと連携することが可能だ。

 一方のSkyOnDemandは、クラウドとの連携に特化したクラウド型システム連携サービス。クラウドと社内システム、あるいはクラウドとクラウドのデータ連携をドラッグ&ドロップで設定でき、短期間で柔軟な連携構築を実現する。

 今回、両者が連携することにより、各種可視化ツールやデータベースをはじめとするさまざまなシステムとトレジャーデータサービスとの連携を、コーディング作業なしに行えるようになる。

 またSkyOnDemandは、セールスフォース・ドットコムの分析プラットフォーム「Salesforce Wave Analytics」とも連携できるため、企業における営業・マーケティング関連のデータを各種デバイスで容易に活用可能になるとのこと。

石井 一志