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SCSK、米Exabloxのスケールアウトオブジェクトストレージ「OneBlox」を販売

 SCSK株式会社は27日、米Exabloxと国内総販売代理店契約を締結し、オブジェクトベースのストレージとNASを一体化したスケールアウトストレージ「OneBlox」の販売を開始した。

 OneBloxは、既存システムへの導入が容易なNAS製品でありながら、スケールアウトに対応したオブジェクトベースのストレージ技術を採用。トリプルミラー方式で、複数のサーバーに搭載されたドライブを1つのストレージとしてクラスタリングし、クラスタ内ではデータのコピーを複数作成しているため、故障が発生した場合でもデータが失われることがない。また、急なデータ量の増加に対しても、ディスクドライブの追加やOneBlox本体の増設だけで対応できる拡張性を合わせ持つ。

 インラインの重複排除、圧縮、スナップショットなどの豊富なソフトウェアの機能を標準装備。レプリケーション機能もあり、データを効率よく安全に保管することや、IPネットワークを経由し遠隔地に転送保管する災害対策のためのシステムも低コストで実現できる。

 OneBlox 1台、最小6テラバイト(論理容量)からのスモールスタートができ、最大で168テラバイト(論理容量、OneBlox 7台)まで拡張が可能。インラインの重複排除・圧縮機能によりペタバイトを超えるデータの保存もできる。

 Exabloxは、米国において既に「OneBlox」を300以上のユーザーに納入。バックアップ、アーカイブ用途が最も多く、一方では特定のアプリケーションサーバーの参照用途でも利用されており、データを取り出す際の転送能力も優れているとしている。

 SCSKは、OneBloxの国内総販売代理店として、数社の販売パートナーと二次代理店契約を結び、販売パートナー制度を確立。また、OneBloxの保守体制(24時間365日オンサイト対応)を構築する。Exabloxの管理ツールである「OneSystem」を利用することで、保守センターから稼働中の製品をリアルタイムに監視することも可能。障害の予兆を検知し、障害が発生する前に対処するサービスなども提供する。

 製品の標準価格(税別)は、「OneBlox 4312」の論理容量6テラバイトモデルが254万6000円、24テラバイトモデルが335万3300円。導入支援、システム構築、保守サポート費は含まれない。SCSKでは今後3年間で10億円の売上を目標とする。

(三柳 英樹)