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アドバンスソフトウェア、Excelファイル生成コンポーネント「ExcelCreator 2016」

 アドバンスソフトウェア株式会社は26日、Excel 2016に対応したExcelファイル生成コンポーネント「ExcelCreator 2016」を発売した。

 「ExcelCreator 2016」は、Visual Basic .NET、Visual C#、ASP.NETで作成したプログラム中からExcelファイルを生成できるコンポーネント。実行環境にExcelがインストールされている必要はなく、独自の技術でファイルの生成を行う。

 Excelファイルの新規作成、既存のExcelファイルの上書きや別ファイルへの保存が可能で、目的のセルに対してデータの設定の他、セルの書式、計算式、画像、オートシェイプなどの設定、シートのコピーや行/列の挿入/削除がシンプルなコーディングで実現できる。

 生成したExcelファイルはPDFやHTMLファイルに出力することも可能。xlsx形式とxls形式それぞれに対応したコンポーネントと、両方の形式を扱える統合コンポーネント、より高速に大量のデータを書き込むためのExpressコンポーネントも付属し、目的に合わせてパフォーマンスに優れたアプリケーション開発を支援する。

 ウェブアプリケーションでも使用できるよう、複数同時処理やストリーム保存にも対応。サーバーやクラウド環境で入力、抽出されたデータからExcelファイルを作成してクライアントに配信することもできる。

 価格(税込)は、1クライアント開発ライセンスが6万9120円。ExcelCreator 2016を組み込んで開発したアプリケーションをサーバーに配置して使用する場合のサーバーライセンスは、xlsx形式用/xls形式用のコンポーネントがそれぞれ12万9600円、両形式を扱える統合コンポーネントが19万4400円。

三柳 英樹