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スミテム、営業活動や会議を支援するファイル共有サービス「Docu Share Works」

 住友セメントシステム開発株式会社(スミテム)は3日、さまざまな資料をWindows PCやタブレットで共有できるサービス「Docu Share Works」を発表した。

 Docu Share Worksは、Microsoft AzureとOffice 365(SharePoint Online)を連携させたファイル共有クラウドサービス。電子化された資料をSharePointで一元管理し、最新の資料をクライアントに自動配布する機能を提供する。Docu Share Worksを立ち上げた時点で最新のファイルを自動で取り込み、配信されたファイルは端末に保存されるので、オフライン環境でも利用可能。また閲覧や編集の制限も、管理者には投稿権限、利用者には閲覧権限といったように、SharePointで付与された権限で行う。

 こうした機能により、資料のバージョンを気にすることなく、常に最新の資料を利用できるため、営業や保守点検業務等の外回りの業務で、大量の紙の資料を持ち運ぶ必要がなくなるとした。

 また、参加者全員がリアルタイムでファイルを共有し、閲覧だけでなくコメントの書き込みを行える会議機能を搭載。ミーティングの効率化を支援するとのこと。

 価格は、100ライセンスで基本利用料が月額3万円から、追加ライセンスは10ライセンスで月額2500円から。また、メモ書きした内容をSharePointにPDF形式で保存する「PDFファイル保存オプション」が月額2万円から。

 対応ファイル形式はPDF、PPTX、XSLX、DOCX、WMV、MP4で、クライアントアプリはWindowsストアアプリで提供され、Windows 8.1に対応する。

石井 一志