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アシスト、Amazon Redshift連携に対応した高速ETLツール「Syncsort DMExpress」新版

 株式会社アシストは3日、Syncsort Incorporated社製の超高速ETL(Extract/Transform/Load)ツール「Syncsort DMExpress」の新版「同 8.2」を、同日より提供開始すると発表した。

 Syncsort DMExpressは、データ統合処理やバッチ処理を容易に開発できるETLツール。独自の「スマートETLオプティマイザ」を搭載した自動チューニング機構により、データ内容やシステムリソースに最適なアルゴリズムを組み合わせてETL処理を実行できる。このため、テスト運用での性能改善やチューニングに工数をかけることなく、ノンプログラミングで高性能なETL処理を開発できるという。

 今回の新版では、Amazon Web Services(AWS)のデータウェアハウス(DWH)サービス「Amazon Redshift」とのデータ連携機能を実装した。従来は、ロード対象ファイルをAmazon S3にコピーした後、コマンド操作でAmazon Redshiftにデータをロードするといった手順が必要だったが、今回より、Syncsort DMExpressのGUIからAmazon Redshiftへの出力設定を行うだけで、データのロードが可能になっている。

 価格は、147万8400円(税別)から。

石井 一志