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アズジェント、サンドボックス機器の監視サービスを地方公共団体向けに提供

 株式会社アズジェントは26日、トレンドマイクロ株式会社の「Trend Micro マイナンバー向けサンドボックス」の監視サービス「セキュリティ・プラス マネージドセキュリティサービス for Trend Micro マイナンバー向けサンドボックス」(MSS for マイナンバー)を、同日より提供開始する。同サービスにより、地方公共団体のマイナンバー制度における安全運用を支援するという。価格は、月額15万円(税別)から。

 地方公共団体ではマイナンバー制度の運用にあたって、サンドボックス装置の導入が、中間サーバー接続時のセキュリティ対策として所轄官庁より要求されている。こうしたニーズに応えるため、トレンドマイクロではマイナンバー制度に対応する製品として、サンドボックスやふるまい検知機能などを実装した「Trend Micro マイナンバー向けサンドボックス」を、地方公共団体などを中心に展開している。

 今回、アズジェントが提供する「MSS for マイナンバー」は、「Trend Micro マイナンバー向けサンドボックス」の監視をアズジェントが請け負うサービス。監視センターのアナリストが、エンドユーザーのセキュリティ機器を24時間365日運用監視し、セキュリティインシデントが発見された場合には相関分析などを実施して、エンドユーザーにイベントの内容と、必要なセキュリティ対策を提案する

 導入にあたっては、ヒアリングシートをもとに、パフォーマンスおよびセキュリティの観点から、エンドユーザーの環境を考慮したセキュリティ設定を監視デバイスに適用。さらに、エンドユーザーのセキュリティ状況を定期的に診断し、推奨するセキュリティ対策を盛り込んだ診断レポートも提供するとした。

石井 一志