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SBSホールディングス、グループの共通グループウェアに「サイボウズ ガルーン」を採用

AWSクラウド基盤の利用で運用負荷の軽減やBCP強化を実現

 株式会社日立ソリューションズとサイボウズ株式会社は5日、SBSホールディングス株式会社が、同社と国内の主なグループ会社13社の共通グループウェアとして、サイボウズのエンタープライズグループウェア「サイボウズ ガルーン」を採用したと発表した。Amazon Web Services(AWS)のクラウド環境上に構築され、4月より稼働開始している。

 SBSホールディングスでは従来、各社が異なるグループウェアを利用していたため、グループ全体での情報共有は個別メールでの対応にとどまるなど、情報の迅速な周知徹底に課題を抱えていたという。そこで、ガバナンスを効かせた形でのグループ全体での情報共有の推進に向け、新たな情報共有基盤を検討した結果、「サイボウズ ガルーン」が、ホールディングス形態での運用に最適な基盤として選択された。

 グループ内の横断的な情報共有と、個別会社内での情報共有を両立させるには、データアクセスの権限において細やかな設定が求められる。また、会社ごとにグループウェアの運用方針も違うため、運用管理権限が委譲できる機能も必要とされる。「サイボウズ ガルーン」は、どちらの機能も備えているのに加え、大企業での導入実績を豊富に持つ点が評価されたという。

 システムの構築は、サイボウズ製品の導入実績を多く持ち、日立ソリューションズのグループ会社である株式会社日立ソリューションズ・クリエイトが担当。AWSについては、AWSを利用したシステムの設計から構築・運用までをワンストップサービスとして提供できる日立ソリューションズが担当し、約4カ月での構築を実現した。

 日立ソリューションズ・クリエイトは、SBSホールディングスとグループ会社それぞれの閲覧権限などのポリシーをきめ細かく設定するとともに、「サイボウズ ガルーン」から社内の複数システムへのシングルサインオン(SSO)を実現し、利便性を向上。また、社外からのアクセス時のセキュリティを強化するため、クライアント証明書をユーザー端末にインストールさせ、パスワードによるログインと合わせた二要素認証を導入している。

 一方で日立ソリューションズは、AWSの構築に加えてAWS向けの運用支援サービスを適用し、拡張性の高いシステム運用を実現。また2500名の「サイボウズ ガルーン」ユーザーのシステム利用を支える体制として、システム/データのバックアップサービスや24時間365日対応の監視サポートを提供。AWS上の仮想サーバーに対する障害時・災害時の運用を強化したとしている。

(石井 一志)