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ディサークル、グループウェア「POWER EGG」でマイナンバー収集オプションを提供

 ディサークル株式会社は29日、企業向けマイナンバー収集業務を支援する製品として、ポータル型グループウェア・ワークフローシステム「POWER EGG」のオプション製品「POWER EGG マイナンバー収集オプション」を発表した。出荷開始は9月中旬。

 「POWER EGG マイナンバー収集オプション」では、従業員や従業員の配偶者、扶養家族の各種届出情報を収集する機能を実装。また、保管、申告を行う人事DBや給与システムに受け渡す連携データを作成する機能を備える。

 API/CSV連携ができ、保管/申請業務の各種システム(人事、給与)に対応可能。人事/給与システムへデータを受け渡した時点で自動的に「個人番号」を消去し、個人番号の複数保管によるリスクを回避する。「特定個人情報の適正な取り扱いに関するガイドライン」に準拠した暗号化、利用ログ採取などを標準装備する。

 また、PCやスマートデバイスなど各種デバイスに対応し、自宅からスマートフォンやタブレット端末などから、家族も含めたマイナンバー情報を登録可能。パート/アルバイトの多い業態などにおいて、特定個人情報を会社に持参するリスクを回避する。

 価格(税別)は、ライセンス数300以下の場合で30万円から。動作には「POWER EGG2.0」ベースシステムライセンスが必要。

三柳 英樹