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ALSI、情報漏えい対策製品群「InterSafe ILP」新版~より柔軟な外部デバイス制御に対応

 アルプス システム インテグレーション株式会社(ALSI)は、情報漏えい対策製品群「InterSafe ILP」の新版「同 Ver. 4.3」を、5月18日より販売開始すると発表した。

 「InterSafe ILP」は、重要情報の保護、外部デバイスへの不正持ち出し、持ち出し後のファイルの安全な活用、送信データの情報漏えい防止をオールインワンで実現するセキュリティ製品群。今回の新版では、データの持ち出しを厳重に管理しながら、柔軟な運用を実現できるという。

 まず、外部デバイスの利用をより柔軟に行えるようにした。外部デバイスは情報持ち出しの抜け道となりうるが、一律で利用禁止にする設定では、業務で必要なデバイスまで利用できなくなる場合がある。そこで新版では、業務上の利用ニーズが高いWebカメラとスキャナの例外許可設定機能を追加した。これにより、スマートフォンなど情報漏えい経路となりうる外部デバイスを利用禁止しながら、業務に必要なデバイスは使い続けられるという。

 さらに、USBデバイスの利用を禁止している場合でも、取引先から受け取ったUSBメモリなどを業務で利用する必要が出てくることがある。そのような場合に備えて、登録済みUSBデバイスの「読み取り専用機能」を追加した。特定のUSBデバイスをILPシステムに事前に登録しておくことで、データの持ち出しを禁止しながら、USB内のファイルの読み取りのみを可能にできる。