ジェイズ、ソフォスとディストリビューター契約を締結～情報セキュリティ製品などを販売

　ソフォス株式会社とジェイズ・コミュニケーション株式会社（以下、ジェイズ）は23日、ディストリビューター契約を締結し、ソフォスの製品をジェイズが一次代理店として販売すると発表した。

　各種セキュリティ関連製品を提供しているソフォスでは、個々のエンドポイント製品やサーバー製品、ネットワーク製品を別々のものとして対策を講じるのではなく、包括したセキュリティ基盤として構築する戦略を展開している。また、その基盤を利用した、セキュリティオートメーションによる異常検知と防御体制の実現を目指してきた。

　ジェイズでは、今回、こうしたソフォスの次世代セキュリティ構想に賛同し、ディストリビューター契約締結に至ったとのことで、両社は、標的型攻撃対策の要となるソフォスクラウドとUTMなどのネットワークセキュリティ製品を中心とした、情報セキュリティ製品群の販売で協業する。

　具体的には、ジェイズはソフォスの提供するセキュリティ基盤製品を販売し、VAD（Value Added Distributor）として、ネットワークセキュリティ製品の全国24時間365日
のオンサイト保守およびネットワークインテグレーションなどのサービスを提供する。

　また、複雑化し量産される新しい脅威への対応に関するセミナーや、広報などの啓発活動を通じて、新規販売店の開拓を行う考えだ。

　ジェイズではソフォス製品について、マイナンバー対応にかかわる公共分野、医療分野、および流通分野を中心に、初年度2.5億円の売り上げを見込んでいる。