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企業のWebサイト分析を支援する「BIGLOBEサイト改善サポート」

アクセス解析や対策レポートなどを提供

 ビッグローブ株式会社(以下、BIGLOBE)は22日、企業のWebサイト分析を支援するサービス「BIGLOBEサイト改善サポート」を提供開始すると発表した。

 「BIGLOBEサイト改善サポート」は、BIGLOBEのノウハウを活用し、現状を分析するアクセス解析レポートや、対策レポートなどを提供するサービス。これを利用すると、企業は、現状分析に時間や手間をかけることなく、Webサイトの改善施策に注力することが可能になるという。

 具体的な作業としては、まずアクセス解析を行う前に、Webサイトの役割や目指すべき目標、対象ユーザー、施策の優先順位を整理した「問題解決シート」を作成するほか、目標の達成を適切に確認できるように、アクセス解析設定を実施。目的に合わせた効果測定指標を正しく設定し、より効果的な現状分析を行えるようにする。

 その後、実際に企業が取得してきたアクセスデータをBIGLOBEが解析し、グラフやチャートを使いながら現状をレポートする。例えば会員登録フォームでは“どの段階で何割のユーザーが離脱したか”“多くのユーザーが訪問しているにもかかわらず離脱が多いのはどのページか”などを、アクセス解析データに基づき、分かりやすいコメントとあわせてまとめるとのこと。さらに、作成したレポートを解説する報告会を、関係者向けに開催する。

分析レポートの一例

 また、個人向けのポータルサイト運営や、企業向けのWebサイト構築を通じて培ってきたBIGLOBEのノウハウを生かし、現状の課題を解決するための対策案も提案するという。ここでは、入力フォームの見直しによる離脱率改善といった短期的な施策から、CMS導入による運用効率改善など中長期的な戦略まで、さまざまな切り口でのWebサイト改善案を提案するとのこと。

 価格は50万円(税別)からで、利用にあたってはGoogle AnalyticsまたはRTmetricsの導入が必要となる。このほか対策の効果を確認したい企業向けには、再度アクセス解析、レポート作成、説明会を行う「アクセス解析オプションレポート」を10万円(税別)で提供する。