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アライドテレシス、省エネ機能を充実させた8ポートのGbEスイッチ「GS908XL V2」

 アライドテレシス株式会社は31日、Gigabit Ethernet(GbE)を8ポート備えたレイヤ2スイッチ「CentreCOM GS908XL V2」を、同日より出荷開始すると発表した。価格は1万9400円(税別)から。

CentreCOM GS908XL V2

 GS908XL V2は、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tポート×8を備えたレイヤ2スイッチ。Energy Efficient Ethernet(IEEE 802.3az)に対応しており、通信有無に応じてきめ細かく省電力制御を行うことで、いっそうの省電力化を図れるという。さらに、ポートのLEDを消灯させる設定が可能な「エコLED」機能にも対応した。

 ポートはすべて速度やMDI/MDI-Xを自動認識するが、DIPスイッチ操作により最終ポートのみMDI、ほかのポートはMDI-Xの固定設定へ簡単に切り替えることも可能。MDI-Xポート同士はストレートケーブルで接続してもリンクアップしないため、誤ってこれらのポート同士を接続してもループの発生を防ぐことができる。なお、コンフィグレーションスイッチにより、10Mbps/100Mbps/1000Mbps、Full Duplex/Half Duplex、フローコントロールON/OFFの手動設定も行えるとのこと。

 このほか、1つのポートで受信したフレームを受信したポート以外の全ポートへ転送する「フラッディングモード」への切り替えに対応。EAPパケットを透過するため、802.1X認証を行っているレイヤ2/3スイッチと端末の間で利用できる「EAP/BPDU透過機能」も備えている。

 また、冷却ファンのないファンレス構造ながら、動作環境温度が0~50℃と広いのも特徴で、高温度環境下への設置が可能とした。

石井 一志