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QES、SharePointのバージョンアップ支援サービスを提供~クラウド移行にも対応

 株式会社QESは30日、SharePoint間のデータ移行サービス「SharePoint Migrationサービス」を発表した。SharePointのバージョンアップは通常、ひとつずつ上位バージョンに移す必要があるが、このサービスではクラウドのMicrosoft SharePoint Onlineを含め、バージョンを問わず、1ステップで移行を行えるという。

 「SharePoint Migrationサービス」は、加GsoftGroupが開発した、SharePointのコンテンツコピーに特化した製品「Sharegate」を利用し、SharePointの移行を支援するサービス。ユーザー企業の運用形態にあわせ、部分移行、並行稼働させながらの移行にも対応するという。

 具体的には、現行SharePoint環境でのインフラの現状調査から、移行方針の決定や実際の移行計画の策定、リハーサル、本番移行までをワンストップで支援できるとのこと。また、標準では移行できない場合にも、カスタマイズで対応する。

 参考価格(すべて税別)は、1バージョンのアップグレードが約300万円、2バージョン以上のアップグレードが約320万円 部分移行や並行稼働させながらのアップグレードが約350万円、SharePoint Onlineへの移行が約100万円など。また別途、Sharegateの年間ライセンス費用、約30万円が必要になる。

石井 一志