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NECネクサ、中堅企業向けに「IT部門運営支援サービス」を提供

 NECネクサソリューションズ株式会社(以下、NECネクサ)は4日、主に中堅企業を対象とした「IT部門運営支援サービス」を、4月より提供すると発表した。

 「IT部門運営支援サービス」は、多くの優秀な人材をIT部門に配置しなくてもITを有効活用できるように支援することで、企業経営を支えるサービス。IT部門の運営に関する相談やアドバイスを顧客の立場で実施する「ベーシックサービス」と、ベーシックサービスの内容に加え、顧客のIT部門長の補佐として、専門家がIT部門運営支援業務を実施する「アドバンスドサービス」を用意した。

 このうちベーシックサービスでは、週1回、2時間の定期打ち合わせを開催し、

・現状分析 As-Is
・企画/計画検討支援
・IT定常業務運営支援
・システム構築・サービス導入マネジメント支援
・調達支援
・社内教育啓発支援
・ITアドバイザリー

といったサービスを主体に、アドバイスや情報を提供する。打ち合わせの追加開催の要望があれば、必要なタイミングで別途対応可能という。

 ユーザーはこれらのサービスを利用することで、従来型の要員派遣による人材支援や一時的なコンサルティングだけではなく、ITの専門家による支援のもと、組織的かつ継続的にIT部門の課題を解決できるようになるとのこと。

 価格は、ベーシックサービスが月額20万円(税別)から、アドバンスドサービスが50万円(税別)から。NECネクサでは、今後3年間で、100社への販売を目指すとしている。

石井 一志