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名刺のCSV出力、全項目入力、優先入力――「Eightプレミアム」登場

初の有償機能

 Sansan株式会社は16日、名刺管理アプリ「Eight」の新機能として、名刺情報のダウンロードが可能となる「Eightプレミアム」の提供を開始した。Eight初の有償機能となる。価格は月額400円または年額4000円。新機能を申し込んだユーザーを対象に、2月末までキャンペーンも実施する。

 Eightは、名刺情報をクラウドで管理できるアプリ。新機能では、登録した名刺データをCSV形式でダウンロードできる。ダウンロードしたデータは、年賀状の宛名印刷、メールマガジンの配信リスト、営業リストの作成、万が一のバックアップなどに利用可能。ダウンロードは何度でも件数無制限で行える。

 また、Eightではアップロードした名刺情報をオペレーターが正確に手入力してくれるのが特長だが、新機能を契約することで、通常ユーザーよりも優先して約1/3のスピードで名刺データを入力してくれる。

 さらにデータ入力項目もより広範に。通常のEightでは、オペレーターの混み具合により、会社名・氏名・電話番号・メールアドレスの基本4項目のみの入力となる場合があるが、プレミアム版では会社名・氏名・電話番号・メールアドレス・部署・役職・郵便番号・住所・FAX番号・携帯電話番号・WebサイトURLの全項目を入力してもらえる。

 リリースと併せて、2月28日までの期間限定でキャンペーンを実施する。期間中にEightプレミアムを申し込んだユーザーの登録名刺データは、過去登録分もEightが自動的にチェックして無料で全項目をデータ入力する。

川島 弘之