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Skeed、IUK、LESがWindows Server 2003移行支援ソリューションの提供で提携

高速ファイル転送ソフトを利用したクラウド移行支援などを提供

 株式会社Skeed、株式会社アイ・ユー・ケイ(以下、IUK)、レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ株式会社(以下、LES)の3社は4日、Windows Server 2003を利用中の企業に向けた移行支援分野で提携すると発表した。3社が持つ移行支援ソリューション、サービス、検証環境を相互に活用し、短期間かつ低コストでの移行を支援するという。

 この取り組みにおいてSkeedは、自社の大容量高速ファイル転送ソフト「SilverBullet」により、Windows Server 2003環境からクラウド環境への移行を検討している企業に向け、安全かつ低コストでの、大容量データの移行を支援する。

 またIUKは、SilverBulletを活用したクラウド環境への移行支援サービス「クラウドお引っ越しパック」を提供する。これは、クラウド環境への移行時に必要となるSilver Bulletのライセンス、レノボのサーバーとともに、事前調査、導入支援、パフォーマンス最適化支援、運用支援といったの技術支援サービスをパッケージ化したもの。これによって、ワンストップで企業を支援するという。

 一方のLESは、Windows Server 2003ユーザーの移行を支援する体制として、東京・秋葉原の本社内に「Lenovo Windows EOS駆け込み寺」を2014年12月に開設。企業ごとに異なるIT環境を簡易診断し、「LES Windows EOSソリューション・パートナー」から提供される各種移行支援ソリューションの中から、最適なソリューションの提案を行ってきた。今回の提携によりLESは、SilverBulletおよび「クラウドお引っ越しパック」を「Lenovo Windows EOS駆け込み寺」ソリューションメニューに追加し、ユーザーの選択肢を拡大するとのこと。

 なお、秋葉原UDXに設置されている検証施設「レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ・センター内クラウド・ショーケース」に、提携サービス事業者より提供されるクラウド環境を活用したSilverBulletの検証環境を用意し、移行検討中の企業に対し検証環境およびエンジニアによる技術支援も提供する。

石井 一志