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JPS、全国の店舗商圏データを自在に検索・分析できる「マケプラ」

 株式会社JPSは28日、全国の店舗商圏データを自在に検索・分析できる「Market Platform(通称:マケプラ)」の提供を開始した。

 駅をはじめとする日本全国のありとあらゆる施設を起点とした商圏情報を提供するクラウドサービス。新規出店や既存店の販促に必須となるマーケットデータが簡単に入手できるという。現在、ビジネスモデル特許を出願中。

 特長としては、さまざまな施設および任意の地点を指定できる。代表的な施設として、JR・私鉄・地下鉄の駅(約9000件)、各社バス停(約25万件)、道の駅(約1000件)、小学校区(約2万1000件)、郵便局(約7万3500件)を収録。そのほか、全国法人業種別電話帳データ(約850万件)を約1000の分類から選んで指定でき、エリア分析用に市区町村(1902件)も収録する。加えて、任意の地点指定をすることも可能だ。

 指定した各施設の商圏別に、人口・世帯・年収階級世帯数を集計して表示できる。商圏を把握しやすくするため、都道府県平均や沿線平均、さらには同一業種・他企業や有名チェーンなどの平均と比較することも可能。

 これらの情報を、新規出店分析、既存店活性化、競合分析などに利用できる。価格は1契約あたり月額1980円/ID。初年度で1万ユーザーの契約を見込む。

川島 弘之