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KDDI、ストレージ部分も二重化したクラウド基盤サービス

 KDDI株式会社は26日、法人向けクラウド基盤サービス「KDDI クラウドプラットフォームサービス」において、ストレージ部分の二重化かつ分散によってサービス信頼性を向上させる「エクストラアベイラビリティ」などを、2月1日から追加すると発表した。

 「KDDI クラウドプラットフォームサービス」は、さまざまなシステム構成に柔軟に対応できるクラウド基盤サービス。2014年10月からは、3カ月間の稼働率が99.999%を達成するなど高い安定性を実現しているというが、今回はさらに、一般的なホストサーバーの二重化に加えて、ストレージ部分も分散可能な「エクストラアベイラビリティ」を追加する。これにより、サービスの信頼性が一段と向上するため、より強固に企業の業務継続をサポートできるという。

 対象となるのは「専有サーバ(Premium)」プランで、価格は1台あたり月額1万円(税別)。

 さらに、Oracle Databaseのクラウド利用に対応したほか、Microsoft Office、Microsoft Exchangeなどのアプリケーションを、使いたい時に使いたい分だけ、月額利用料金のみ利用できるとのこと。

 価格は、Oracle Databaseのクラウド利用は個別見積もり。例として、「専有サーバ(Premium)」1台、36カ月間利用の場合で月額8万円(税別)からとなる。マイクロソフトアプリケーションの月額利用は、Microsoft Officeが月額1600円(税別)/ユーザー、Microsoft Exchangeが月額200円(税別)/ユーザー、Visioが月額1000円(税別)/ユーザー、SharePointが月額100円(税別)/ユーザー。

石井 一志