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ミラクル・リナックスが、OSS運用統合ソフト「Hatohol」の体験用VMイメージを公開

 ミラクル・リナックス株式会社は24日、オープンソースの運用統合ソフト「Hatohol(はとほる)」が体験できるVMwareの仮想マシンイメージを、無償で公開すると発表した。同社のサイト「MIRACLE Labs」で公開されている。

 「Hatohol」は、システム監視やインシデント管理、ログ管理など、さまざまな運用管理ツールを統合する運用統合ソフト。ZabbixとNagiosが保持するイベントなどの情報を集約する機能と、それらを統合して表示する機能を備えている。

 公開された仮想マシンイメージでは、複数のZabbixおよびNagiosサーバーを活用している環境において、監視サーバーの一括監視による利便性を体験可能とのこと。例えば、複数のZabbix/Nagiosサーバーを統合してイベントを管理したり、Redmineと連携してアラームをインシデント管理したりできるという。

 また、Hatoholをセットアップ済みの状態で提供するため、仮想環境にインポートすれば、すぐに利用可能な点もメリット。ただし、GitHubで提供しているコミュニティ版Hatoholの機能を一部限定しているので、全機能を利用することはできない。

 なお今後は、OpenStackのハイパーバイザーが管理している仮想マシンのリソース情報を収集する機能と、システム上に散在するログの管理機能をHatoholに追加する予定。これにより、ゲストOSやアプリケーションのリソース情報とログ、仮想マシンのリソース情報、および物理マシンのリソース情報とログを集約できるようになるとした。さらに、これらの情報を一元的に表示可能なグラフ機能も追加される予定だ。

(石井 一志)