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JSOL、ハイブリッドデータクラウドソリューションを提供開始

NetApp Private Storage for Cloudを活用

 株式会社JSOLは15日、ネットアップ株式会社の「NetApp Private Storage for Cloud」を活用し、ハイブリッドデータクラウドソリューションを提供開始すると発表した。

 「NetApp Private Storage for Cloud」は、パブリッククラウドにプライベートストレージを設置することで、柔軟性のあるパブリッククラウドの処理能力と、制御性のあるプライベートストレージを組み合わせた、ハイブリッドデータクラウドを実現するソリューション。またパブリッククラウドでは一般的に、データ設置場所が不透明という懸念点があるものの、このソリューションではデータの設置場所がいつでも確認できるため、監査対応に優れる点もメリットという。

 今回JSOLでは、1)ハイブリッドデータクラウド構築サービス、2)ハイブリッドデータクラウド運用管理サービスの2つのサービスを提供する。1)は、パブリッククラウドにプライベートストレージを設置し、パブリッククラウドとプライベートストレージ間を高速で接続・通信できる環境に構成するサービス。一方の2)では、パブリッククラウドに接続したプライベートストレージを安全に運用管理し、監査で必要な証跡の提示、データの所在確認の対応を実施する。

石井 一志