ニュース

社内ファイルサーバーをモバイル同期する「Acronis Access 7」、SMB向けシンプル版を追加

 アクロニス・ジャパン株式会社(以下、アクロニス)は12日、モバイルファイル共有ソリューションの新版「Acronis Access 7」の販売を開始した。ディストリビューターであるのダイワボウ情報システム株式会社およびソフトバンクコマース&サービス株式会社を通して販売する。

Acronis Access 7

 「Acronis Access」は、社内ファイルサーバ上のファイルをモバイルデバイスで利用できる製品。Active Directory統合によるユーザー管理や、ユーザー操作の細かな制御を実現するポリシー設定、監査ログ機能、デバイス盗難・紛失時のリモートワイプ機能などの機能を備える。

 最新版のAcronis Access 7では、既存の社内ファイルサーバー、NAS、SharePointにウェブブラウザーからアクセスする機能を搭載。ウェブAPIを提供し、カスタムアプリの作成やウェブベースの既存ソリューションとの統合が可能になった。

 また、導入規模や活用用途、セキュリティレベルに合わせた2つのエディションを新たに用意。中大規模向けの「Acronis Access Advanced」は、従来のAcronis Accessの機能を全て搭載し、従来製品の価格を据え置き。中小規模向けの「Acronis Access」は100ユーザーまで、シンプルな制御機能で、1ユーザーあたりの費用を抑えた。

 Acronis Access Advancedの価格(税別)は、250ユーザーまでが1ユーザーにつき2万5000円、500ユーザーまでが1ユーザーにつき2万円、1000ユーザーまでが1ユーザーにつき1万7000円など。いずれも保守1年を含み、次年度以降の保守更新費用はライセンスの25%の価格。1ユーザーで3デバイスまで利用可能。

 Acronis Accessの価格(税別)は、25ユーザーが19万8000円、50ユーザーが29万8000円、100ユーザーが44万8000円。いずれも保守1年を含み、次年度以降の保守更新費用はライセンスの25%の価格。1ユーザーで3デバイスまで利用可能。

フォルダ操作
ファイル操作
ファイルのコピー
WebUIとExplorer

三柳 英樹