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エプソン、スマホPOSレジなどの用途に適したモバイルレシートプリンター

 エプソン販売株式会社は29日、NFC機能を搭載したモバイルレシートプリンター「TM-P20」を発表した。無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)接続の「TM-P20W」と、Bluetooth 3.0接続の「TM-P20BI」の2モデル。予想市場価格は無線LANモデルが4万円台後半、Blutoothモデルが4万円台中盤。発売日は11月27日。

TM-P20

 スマートデバイスをPOSレジとして利用するサービスなどの普及を受け、スマートデバイスからレシートを印刷する用途に向けたプリンター。

 バッテリー駆動での利用が可能で、既存モデルの「TM-P60II」から小型軽量化。新たにNFC機能を搭載し、NFC対応のスマートデバイスであればタッチするだけで簡単に接続設定が可能。複数台のスマートデバイスとプリンターを使う店舗などでの運用効率を向上させた。

 また、Windows 8.1/8向けのWindowsストアアプリに対応したシステム開発キットをSIer向けに提供。iOS、Android端末に加え、Windowsタブレット用アプリの開発も容易に行えるようにした。

 対応用紙は58mm幅サーマルロール紙。印字方式はラインサーマル。本体サイズは79.0×119.8×43.6mm。重量は約221g(無線LANモデル)または約212g(Bluetoothモデル)。2mからの落下試験をクリアしており、オプションのソフトケース装着により防水(IP54)にも対応する。

三柳 英樹