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ドリーム・アーツ、Webデータベース「ひびきスマートDB」でREST-APIを提供
(2014/10/10 14:29)
株式会社ドリーム・アーツは10日、Webデータベース「ひびきSm@rtDB」(以下、ひびきスマートDB)の新版「ひびきスマートDB ver.3.4」を発表した。同日より提供を開始する。
「ひびきスマートDB」は、「全社の業務」から「現場ごとのローカルな業務」までの、幅広いシステム化ニーズに対応するアプリケーション基盤。簡易化されたフレームワークにより、ユーザー自身がフォームを作成することにより、文書管理や複雑なワークフローなど業務に適した業務アプリを作成できる。
今回の新版ではREST-APIが公開されたことで、スマートデバイスからの利用がしやすくなり、より多様なアプリケーション開発への対応を実現したという。なお、公開されたREST-APIでは、「文書一覧情報の取得・文書検索」「文書登録・更新」「添付ファイルの取得・追加」「ワークフロー承認」といった機能を利用した業務アプリケーションが開発できる。
さらに、従来はJavaおよびJavaScriptにのみ対応していたが、REST-APIに対応したことで、「ひびきスマートDB」の開発環境や開発言語に限らず、、ユーザーの要件や開発者のスキルに合わせ、開発環境(開発言語)を選択できるようになった。
加えて、Web上で「ひびきスマートDB」のデータの送受信が可能になったため、他システムとの連携が容易になっている。この強化により、データを「ひびきスマートDB」で管理しつつ、複雑で専門的な業務ニーズや多様なスマートデバイス向けアプリにも対応できるようになるとのこと。例えば、REST-APIを利用して「ひびきスマートDB」のデータを取り出し、そのデータをもとに豊富な表現形式で表示した業務アプリケーションをスマートデバイスから利用したり、カメラやGPSなど、デバイスからの情報を「ひびきスマートDB」で管理したり、といったことも可能になる。
REST-API以外の強化では、業務ロジックで必要となるフォーム部品の動的制御をフォームの部品内の値の条件によって行える「フォーム部品の動的制御機能」を搭載した。例えばアンケートなどで、あらかじめフォーム部品で設定しておいた選択肢の回答によって、次に表示する選択肢のパターンをリアルタイムに変えることができる。
「ひびきスマートDB ver.3.4」の価格はユーザー数によって変動するが、1000ユーザーの場合で、1ユーザーあたり9000円(税別)。