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ハンズフリーでも利用可能に、Web会議サービス「ミーティングプラザ」Android版を強化

 NTTアイティ株式会社は3日、Web会議サービス「ミーティングプラザ」Android版の機能強化プログラムを、10月9日にリリースすると発表した。すでにクラウド型サービスを契約中のユーザーは、追加費用なしで機能強化されたAndroid版を利用できる。

 MeetingPlazaは、PCだけでなくタブレットやスマートフォンからも利用可能なWeb会議サービス。中継サーバーを社内システムとして構築するオンプレミス版と、クラウド環境を利用するクラウド版が提供されている。

 今回は、Android向けのクライアント側で、映像品質、音声機能、資料共有を強化した。このうち資料共有では、撮影した写真や、すでに保存されている写真を共有する「写真共有」機能を追加。また、Android側からもファイル共有機能を開始できるようにした。アプリケーション共有でも、共有開始端末において描画した内容や、カーソルの位置情報が反映されるように改善したほか、拡大縮小表示にも対応している。

 映像機能では、最大128名のビデオ表示を新たにサポート。標準からHDまでの送受信も可能になり、高精細で臨場感のある映像が利用できるという。加えて、フレームレートの改善を行ったことで、これまで以上にスムーズなビデオ映像が扱えるようになった。

資料共有画面のイメージ
多人数Web会議画面のイメージ

 音声についても、音声遅延制御機能を強化して品質を向上した。あわせて、NTTメディアインテリジェンス研究所が開発した自動適合型エコーキャンセラーを搭載し、ハンズフリーでの利用に対応している。

 機能強化されたAndroid版は2.3以降に対応(推奨は4.0以降)しており、クライアントソフトはGoogle Playより無料でダウンロード可能できる。なお、クラウド型サービスは10月9日より提供を開始するが、オンプレミス型は年内の対応になる見込み。