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バラクーダのバックアップアプライアンス、VMware Ready認定を取得

 バラクーダネットワークスジャパン株式会社(以下、バラクーダ)は19日、バックアップアプライアンス「Barracuda Backup」が、VMware Ready認定を取得したと発表した。

 Barracuda Backupは、バックアップ環境を簡単に導入可能なアプライアンス製品。アプライアンス内へのローカルデータバックアップだけでなく、アプライアンス間でのレプリケーションに対応するほか、本のデータセンターを利用したクラウドバックアップが最大5年間無償で利用できる、バラクーダ・フリークラウドサービスも提供されている。

 今回、この製品がVMware Ready認定を取得したことにより、製品の互換性と、仮想環境向けのバックアップソリューションを希望する顧客へのサポートを拡充できたとのこと。また、Barracuda BackupとVMware vSphere 5.0.xを併用すると、プライマリサーバー/ストレージに障害が発生した場合、バラクーダのクラウドサービスに保存されている重要な仮想マシンを迅速にブートすることで、ダウンタイムの削減につなげられるとのこと。こうしたソリューションを活用することで、コストを抑制しつつ、特別な構成を施さずに、重複排除されたバックアップから迅速なリカバリを行えるとしている。

 なおVMware Readyプログラムは、テクノロジアライアンスパートナー(TAP)プログラムの一環として行われているもので、ユーザー企業がパートナー製品を選定する際に、VMwareクラウドインフラと連携できるかどうかを簡単に判別できることを目的としている。

石井 一志