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網屋、目的に沿った意味あるログだけ保管する「ALog ConVerter Any」

 株式会社網屋は17日、統合ログ管理「ALogシリーズ」の新製品「ALog ConVerter Any」を発売した。併せて、ALogシリーズの新サポートサービス「プレミアサポート」も提供を開始する。

 ALog ConVerter Anyは、これまでのALogシリーズ製品では取得できなかった種類のログ(主にネットワーク機器や各種サーバーアプリケーションのログ)を取り込める統合ログキット。ALogシリーズ製品にプラスαしてより広範なログを取得できるようにする。ファイルアクセスログやデータベースログなどをほかのALogシリーズ製品のログと同じフォーマットに整形してくれる。

 このほか、他種のログの中から目的に沿った意味のあるログのみを保管する仕組みも搭載。すべてのログをため込むことはせず、セキュリティ対策に必要なログだけを自動で判断して保管してくれるため、どれが必要なログが分からないといった悩みを解消する。

 アクセスログ検索システムでログを一元管理でき、検索やレポーティングも容易になるという。

 併せて、新サポートサービス「プレミアサポート」を開始。年間保守サポートとは別に、メーカー技術スタッフが直接訪問し、実際の環境を定期点検する。ログが正しく出力されているか、正しく動作しているか、取りこぼしはないかなど、約30のチェック項目からALogを適切に利用するためのヘルスチェックを年間を通して実施する。各種の運用相談、レポート活用提案、ログのフィルタリング設定支援などのコンサルティングも行う。

 価格は「プレミアサポートS(保有ライセンス数1~10)」が25万円(税別)/年、「プレミアサポートM(保有ライセンス数11~30)」が30万円(同)/年など、ボリュームディスカウント制となる。

川島 弘之