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リンク、「ベアメタル型アプリプラットフォーム」を提供

物理サーバーでクラウドの使い勝手を

 株式会社リンクは28日、2010年より提供している専用サーバーパッケージ「アプリプラットフォーム」を「ベアメタル型アプリプラットフォーム」として刷新し、提供を開始した。

 アプリプラットフォームは、NAND型フラッシュメモリ「ioDrive2」を搭載したサーバーと回線・その他機器をパッケージにし、初期費用0円で利用できるホスティングサービス。ベアメタル型アプリプラットフォームは、その後継となるもので、物理サーバーでクラウドの使い勝手を実現するサービス。

 コントロールパネルからベアメタルサーバーにOSまたはハイパーバイザー(KVM)をリモートインストールしてプロビジョニングできる。テスト環境は仮想サーバーで、本番環境は物理サーバーで運用するなど、用途に応じて利用できるのがメリット。

 リンクは、「仮想サーバーをベースとしたクラウドは必要なときに必要なだけ利用し、いらなくなったら即座に削除できるスピード感や、さまざまな機能を手軽に利用できるのが利点。しかし、サービスの規模が大きくなるほど仮想サーバーの数が増え、コスト増加、管理工数の増加、思ったよりパフォーマンスがでないといった問題も抱えている」と指摘。

 「ベアメタル型アプリプラットフォームは、物理サーバーでクラウドの使い勝手を実現・運用したいという声に応えるもの。申し込みか運用開始まで数日かかる物理サーバー特有の手続きを省き、初期費用なしで利用できるのが特徴」としている。

 物理サーバーは、4コア・メモリ8GB、6コア・メモリ32GBなどスペックを選択可能。ローカルIPアドレスでの運用となり、外部通信はグローバルIPアドレスが付与された仮想スイッチを経由して行う。そのほか、監視機能やロードバランサー、バックアップ/リストア、サーバーの自動復旧といった機能も備える。インストール可能なOSは当初はCentOSのみで、2014年夏以降、Ubuntu、Debianをサポートする。仮想サーバーは物理リソースの範囲内であればいくつでも作成できる。また、拡張監視サービス、通知代行サービス、オペレーション代行サービスといったオプションも用意する。

 価格例は、Xeon E3、8GBメモリ、500GB HDDのサーバーで月額1万4800円など。

(川島 弘之)