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KVH、リンクと協業し、PCIDSS準拠のクラウドサービス開始

迅速・低コストでカード情報保護を実現

 KVH株式会社は21日、株式会社リンクと協業し、クレジットカードのデータを取り扱う際に必須とされるセキュリティを担保する、PCIDSS準拠のクラウドサービス「KVH PCI DSS Ready Cloud」を開始した。

 同サービスは、リンクが提供しているPCIDSS準拠のクラウドサービス「PCI DSS Ready Cloud」に、顧客専用のサーバー・スイッチ・ストレージといったIT環境を提供する「KVHプライベートクラウド」を組み合わせて提供するもの。

 クレジットカード情報は個人情報中でも守秘性の高い情報であるため、そのデータを取り扱うシステム基盤のさまざまな要件は、PCIDSSと呼ばれるセキュリティ基準で定義されている。クレジットカード情報を扱う事業者はPCIDSSに準拠することが求められる。しかし、「クレジット決済代行事業者に対する要求基準は厳しく、その基準に対する理解や、システム基盤に対する知識・経験も求められるため、簡単には準拠できないのが現状」(KVH)という。

 今回の「KVH PCI DSS Ready Cloud」では、このようなクレジットカード業界特有のシステム基盤構築における問題点を解決するべく、リンクがこれまで培ってきたPCIDSSに対する知識・経験とKVHのクラウド型システム基盤を合わせて、PCIDSSに準拠するために必要なリソースをPaaSで提供する。

 「KVHプライベートクラウド」をシステム基盤として活用することで、必要なソフトウェアやハードウェアなどを自社投資する必要がなくなるため、より手軽に迅速に、コストを抑えて、PCIDSSに対応した自社専用の環境を構築できるとのこと。

 「KVH PCI DSS Ready Cloud」の価格は、初期費用が180万円から、月額費用が90万円から。KVMは「通常、PCIDSS準拠のシステムを自社で構築する場合と比べ、初期費用を約1/5に抑えられる。納期についても3カ月程度で対応可能となり、ソフトおよびハードベンダーとの煩雑な調整も必要なくなる」とメリットを説明している。

 なお、スタートアップキャンペーンとして、2014年6月30日までに申し込んだ顧客には、サービス導入後6カ月間は月額80万円~で提供する。