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ネットワンパートナーズ、グループのノウハウを生かしたVDIパッケージ「U3Pak」

ティントリの仮想環境特化型ストレージを採用

 ネットワンパートナーズ株式会社は25日、仮想デスクトップ(VDI)パッケージ「Unified Universal Unit Pak」(以下、U3Pak)を販売開始すると発表した。ハードウェアとしては、ティントリのハイブリッドストレージとシスコのサーバー「Cisco UCS」を利用する。

 「U3Pak」は、Cisco UCSやスイッチ「Cisco Nexus」、VMware vSphere、VMware Horizon Viewといった、ネットワングループで実績がある製品を組み合わせて提供するVDIパッケージ。これまでに蓄積したノウハウをそのままパッケージ化しているため、設計・構築の工数を大幅に削減するとともに、VDI環境の性能と安定性が向上しているという。

 またストレージには、仮想環境にフォーカスしたティントリの「Tintri VMstoreシリーズ」を採用することで、仮想デスクトップ単位でのストレージI/O管理を実現。ある仮想デスクトップで急激に負荷がかかる作業が発生しても、ほかの性能に影響しないよう、自動的に調整する機能も備えている。また同シリーズでは、フラッシュメモリを効果的に活用することにより、オールフラッシュストレージと遜色(そんしょく)ない性能を実現するとのこと。

 ラインアップとしては、拡張が容易な200ユーザー版「U3Pak 200」と、よりコストパフォーマンスを高めた500ユーザー版「U3Pak 500」の2モデルを用意した。価格はそれぞれ、2500万円(税別)から、5000万円(税別)から。

石井 一志