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サムライズとウフル、BIクラウド「InsightNavi」の提供で協業

 株式会社サムライズと株式会社ウフルは20日、クラウド型BIサービス「InsightNavi」によるビジネスで協業。Salesforceをデータソースとしたビジネスデータの可視化・分析サービス「Quick Board Custom for Salesforce」を提供すると発表した。

 サムライズでは、2013年2月よりクラウド型BIサービス「InsightNavi」を販売している。一方のウフルはSalesforce.comの導入サービスにおいて豊富な実績があり、さまざまな業種・業態に向けたクラウドソリューションを提供してきた。

 「Quick Board Custom for Salesforce」は、Salesforce上のビジネスデータを手軽に素早く可視化し、迅速な意思決定に活用可能にするサービスで、今回の提携により、Salesforceユーザーの課題解決・収益拡大に貢献するとしている。

 両社の役割としては、サムライズが「InsightNavi」のアカウント発行と技術サポートサービス、およびSalesforceをデータソースとして事前に設計したダッシュボードテンプレートを提供し、ウフルが導入コンサルティングとダッシュボードカスタマイズ・実装サービスを提供する。

 InsightNaviは、クラウド型BIプラットフォーム「GoodData」を用い、ユーザー企業の社内サーバーやクラウドサービス上などさまざまな場所にあるビジネスデータと接続(REST/JDBCなどにより)することで、それらビジネスデータを基にした表現力豊かなグラフやチャートが、Webブラウザ上で直感的に生成できる。データ絞り込みのためのフィルタ設置やグラフ・チャート配置もマウス操作のみで行えるなど、使い勝手が特徴で、「あらゆる部門で活用できる」と訴求している。

川島 弘之