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ALSI、Webサービスの分析機能など強化したアクセスログ分析ソフト新版

 アルプス システム インテグレーション株式会社(ALSI)は15日、アクセスログ分析ソフト「InterSafe LogDirector」の新版「同 Ver. 4.0」を発表した。同日より販売開始する。

 InterSafe LogDirectorは、自社のWebフィルタリングソフト「InterSafe WebFilter」から取り込んだアクセスログを閲覧・分析できるログ分析ソフト。今回の新版では、SNSやWebメール、ストレージサービスといったWebサービスの利用状況をサービス別に可視化し、分析レポートを表示できるようになった。また、送信したメールや、SNSにアップロードしたファイルを復元することも可能で、GmailやEvernote、Dropbox、FacebookといったWebサービスで何を行ったのかを明らかにできるため、業務利用や私的利用の実態を調査・把握し、情報漏えいの未然防止に役立てられるという。

 加えて、アクセスしたサイトのカテゴリや利用ブラウザ、OS、時間帯など、クライアント環境の利用状況をワンクリックで可視化可能。「InterSafe WebFilter」のウイルススキャン連携機能により、ウイルス検知ログのアラートメールをリアルタイムで出し、検知件数を従業員/部門別にランキング表示することもできる。

 ラインアップとしては、「InterSafe WebFilter」に無償バンドルされる「Basic」と、全機能が利用可能な有償の「Professional」が用意され、Webサービスの分析機能、クライアント利用状況の可視化機能、レポーティング機能、グラフレポートのワンクリック出力機能などは、Professionalのみ利用可能だ。Professionalの価格は、100ユーザーの場合で、初年度9万8000円、次年度以降が2万4500円。

石井 一志