ALSI、Webフィルタ向けのログ分析ソフト新版~「検索キーワードランキング」機能を搭載


 アルプスシステムインテグレーション株式会社(ALSI)は12日、Webフィルタリングソフト「InterSafe WebFilter」のログ分析ソフト新版「InterSafe LogDirector Ver.3.0」を発表した。価格は1~250ユーザーの場合で初年度9万8000円、次年度以降2万4500円。

 Webサイトを経由したサイバー攻撃や情報漏えいの入口・出口対策、業務に不要なサイトへのアクセス防止などを目的に、Webフィルタリングソフトの導入が進んでいる。それとともに、組織内のインターネットアクセスの状況や実態を適切に把握・分析し、セキュリティポリシーの改善や監視を行っていくことも、重要視されているという。

 こうした状況に対し、ALSIはWebフィルタリングソフトから取り込んだアクセスログを閲覧・分析できるログ分析ソフト「InterSafe LogDirector」を提供してきた。これにより、組織内の誰が、いつ、どんなサイトで、何を行ったのかを明らかにすることができ、問題点の洗い出しや動向調査、改善が可能になる。

 新版では、「検索キーワードランキング」機能を追加。GoogleやYahoo!などの検索エンジンを利用して検索された単語を集計し、ランキング化・レポート表示が可能となる。これにより、組織内のWebアクセスのトレンドや不正利用をリアルタイムに確認できる。

 特に、一般的なインターネット利用履歴の98%を分類できる「InterSafe WebFilter Ver.8.0」で増強された141カテゴリの分析が可能になることで、ユーザーがどんなサイトを見ているのかを明らかにし、組織内のアクセス傾向の「見える化」を実現するという。

 製品ラインアップは、InterSafe WebFilterに無償バンドルされる「Basic」と、有償版の「Professional」。Professionalの価格は、1~250ユーザーの場合で初年度9万8000円、次年度以降2万4500円。

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