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イーネットのコンビニATMにデジタルサイネージ搭載、順次新型機へ
全国1万3000台超で地域性に合った情報配信
(2013/12/10 06:00)
国内1万3000台超の共同ATMを展開する株式会社イーネットが新型ATMを開発し、2013年12月からコンビニエンスストアをはじめとする各拠点に順次展開する。新型ATMはデザインを一新、上部にデジタルサイネージが搭載される。開発元の三菱電機インフォメーションシステムズ(MDIS)が9日、発表した。
イーネットはATM運営会社として1999年10月8日のサービス開始以来、全国へのATM設置を順次進め、展開地域(46都道府県)および提携する金融機関(76金融機関)も増化、事業を拡大している。
今回、ATM利用者への利便性の向上と社会インフラとしての機能強化を目指し、新型機を開発した。新型ATMキャビネットはMDISの協力によりデザインを一新。視認性の向上、プライバシーへの配慮を行うとともに、設置面積を従来より約35%削減。狭小店舗への設置を可能とした。
上部にはデジタルサイネージを搭載。不特定多数に同じ広告を流すのではなく、表示する内容は随時配信・変更でき、動画も表示可能。地域情報や防犯、災害時などの公共情報
協力のほか、広告メディアとしても活用予定。設置場所の地域性・特性を考慮して、視聴者により焦点を絞った広告を展開できるという。