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ソースコードを開示しないで受けられるソースコード分析、日立Solが提供

 株式会社日立ソリューションズ(日立Sol)は、顧客がソースコードを開示しなくても、多面的に品質を分析し、その結果をレポートする「ソースコード分析サービス」を19日より提供する。

 同社が長年のシステム構築の経験で培ったノウハウを生かし、独自に開発したソースコード分析ツールを活用。C、C++、Javaを対象に以下の分析を行う。

 「クローン分析」…ソースコードに存在するクローンコード(類似コード)を抽出。
 「複雑度分析」…ソースコードのロジックの複雑さを明確化。
 「品質分析」…静的解析によりコーディングレベルでの品質状況を分析。
 「品質マップ」…各種分析結果に基づくプログラム全体の見える化、総合的にリスクの高い機能の特定。

 以上の分析結果を多面的に把握し、総合的に判断する。

 顧客がソースコードを開示可能な場合は、日立Solがソースコードを入手し分析・レポート作業を実施。ソースコードを開示不可能な場合は、顧客自身がツールを実行してその結果を日立Solに送付し、日立Solがその結果を分析・レポートする。

 顧客がソースコードを開示できない場合も、バグや複雑なロジック、ソースコードの品質実態を把握して対策できるのが特徴となる。

川島 弘之