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KELとデル、OpenFlow市場拡大に向け協業~NEC製コントローラとデル製スイッチの検証などを実施

 兼松エレクトロニクス株式会社(以下、KEL)とデル株式会社は7日、SDN(Software Defined Networking)、OpenFlowプロトコルを活用した、オープンなネットワーク環境の市場拡大に向けた協業を開始すると発表した。

 この協業では、KELが取り扱うNEC製OpenFlowコントローラ「UNIVERGE PFシリーズ」と、OpenFlowに対応したデルのネットワークスイッチ「Dell Force10」の組み合わせにより、相互検証と機能拡充を実施。OpenFlow市場拡大に向け協力するという。

 具体的には、KELでは、総合IT基盤検証センターであるKCCE(KEL Competency Center East)などでこれまでに培ってきた、マルチベンダー環境での接続技術のノウハウを生かし、検証に取り組むとのこと。

 一方のデルはサーバー市場での経験を生かすとともに、高密度の10GbEスイッチ「S4810」と技術情報を提供。相互接続検証のフィードバックを米本社の技術陣へもたらし、相互接続性をマルチベンダー環境で高めていくことで、SDNソリューションの拡大に貢献するとしている。

石井 一志