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富士ソフト、アセンテック、シトリックスの3社、Windows XP移行を支援

アプリ互換性評価プログラムを提供

 富士ソフト株式会社、アセンテック株式会社、シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社(シトリックス)の3社は10日、Windows移行を支援する「アプリケーション互換性評価プログラム」の提供を開始すると発表した。

 Windows XPのサポート期限があと7カ月と迫る中、対応が済んでいない企業ユーザーにおいては、OSの移行に伴うハードウェアや移行先OSの選定からOS/アプリケーション/プロファイル/データの移行、ユーザー教育など早急な移行計画の実行が求められている。

 そこで、Windows/Officeの移行を得意とする富士ソフト、仮想デスクトップソリューションベンダーのアセンテック、デスクトップ仮想化ソフトを手がけるシトリックスの3社が協業し、Windows移行をワンストップで支援する。

 まずは「アプリケーション互換性評価プログラム」を提供する。同プログラムでは、アセンテックの「VDIイノベーションセンター」内に構築された、シトリックスのデスクトップアプリケーション移行ツール「Citrix AppDNA」を活用した環境で、富士ソフトがWindowsアプリケーションやWebアプリケーションの移行を対象に、アプリケーションの互換性を評価する。顧客が利用中のアプリケーションを検証し、課題を明確化した上で、課題解決に向けたソリューションを提供するという。

 富士ソフトはこのほか、Windows 7/8への移行支援として「らくらくアップグレード for Windows」など、顧客のニーズに合わせてさまざまなサービスを提供している。「らくらくアップグレード for Windows」は、Windows 7/8からWindows XPにダウングレード下PCを対象に、OSを短時間で簡単に移行するもの。

 3社は9月20日、10月25日に共同で移行セミナーも開催する予定。

川島 弘之