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Androidアプリにも対応したJava環境向け難読化ツール「DashO」

 株式会社エージ―テックは12日、米PreEmptive Solutionsが開発したJava開発環境向けの難読化ツール新版「DashO(ダッシュオー) Version 7」を発売した。

 DashOは、Androidにも対応した難読化ツール。プログラム解析のヒントとなりやすい識別子の名前変更を始め、制御フローの難読化、文字列の暗号化など複数の手法を組み合わせてプログラムの難読化を行い、リバースエンジニアリングの防御と改ざんの防止という2つの側面からアプリを保護する。

 主な機能は、Androidアプリの難読化・改ざん検出、文字列の暗号化、クラスおよびメソッドレベルでの最適化、Eclipseとの統合、オーバーロード誘導による識別子の名前変更、文字列の暗号化、制御フローの難読化、ウォーターマークなど。

基本的な難読化設定画面
難読化前と難読化後のソース

 動作環境は、JRE 1.5以降。「Android SDK Tools Revision 10以降」「Apache Ant 1.8以降」の環境でのAndroidアプリ開発をサポートする。

 価格は、「Build Machine License」が63万円(税別)、「Named User License」が16万円(同)。新規導入には両ライセンスが1本ずつ必要。

(川島 弘之)