CTC、Oracle Database Applianceの包括保守サービスを提供

　伊藤忠テクノソリューションズ株式会社（以下、CTC）は14日、Oracleのデータベースアプライアンス「Oracle Database Appliance」について、包括保守サービスを同日より提供すると発表した。

　Oracle Database Applianceは、Oracle Database Enterprise Editionと、運用管理ツール、サーバー、ストレージ、ネットワークなどデータベースインフラとして必要な構成をセットにして提供するアプライアンス製品。稼働コア数に応じて課金するライセンスモデルを採用しているので、スモールスタートが可能なだけでなく、ハードウェアを変更せずに、容易に拡張している特徴を持つ。

　従来、このOracle Database Applianceの保守については、ハードウェアをOracleが、ソフトウェアを各ベンダーが一次窓口として対応しており、障害発生時の問題切り分けをユーザー側で行う必要があった。しかしCTCでは、保守窓口を一元化し、障害発生時の問題の切り分けから保守サポートまでをトータルにカバーする包括保守サービスを提供することで、オンサイト障害対応、障害調査、再現検証といったワンストップの保守サービスが迅速に受けられるようになるとしている。

　なお一次窓口としては、CTCが保有するカスタマーサポートセンターを利用し、全国をカバーしている約100カ所のサービス拠点から保守サービスを提供するとのこと。