「NEC九州データセンター」を福岡市内に設置、2013年3月よりサービス提供


 NECおよびNECフィールディングは12日、九州地域におけるサービス事業の強化を目的に、「NEC九州データセンター」を福岡市内に開設すると発表した。2013年3月よりサービスを開始する。

 NEC九州データセンターでは、災害リスクの低い立地で、サーバールームは2次元床免震構造を採用する。停電時には無給油で72時間給電可能な自家発電設備を備えるとともに、スポットネットワーク受電方式(常時複数回線の特別高圧配電線から受電し、各回線を連係した方式で、1回線が停止しても他の正常な回線より無停電で受電を継続することができる)の採用や無停電電源装置など冗長化された電源設備を設置。セキュリティ面でもICカードや生体認証による厳重な入退室管理を実現する。

 ネットワーク接続にはNECのネットワーク制御技術(OpenFlowをベースとしたプログラマブルフロー)を用い、データセンター内ネットワークの統合管理を行うことで、万が一の障害にも迅速に対応する高品質な運用サービスを実現する。また、NECグループのSEとNECフィールディングのCEが駐在し、連携することで総合的なサポートを提供するという。

 NECでは、各地域のパートナーと連携し、地域密着型で信頼性の高いデータセンター機能を提供する「地域データセンター」の整備を進めている。今回のNEC九州データセンターの設置は、この取り組みに基づくもので、民間企業や地方公共団体をはじめとする九州地域の顧客の多様なニーズに応える考え。昨今増加している災害時のバックアップ需要などにも対応する予定という。

関連情報
(川島 弘之)
2012/11/12 13:58