ネットマークス、フォーティネット製UTMの運用代行サービス~機器レンタルとのセット提供も


 株式会社ネットマークスは25日、自社が販売しているフォーティネットのUTM(総合脅威管理)アプライアンス「FortiGateシリーズ」向けに、運用代行サービス「Secure Planet UTMマネジメントサービス」を提供すると発表した。これにより、導入から運用までをワンストップで提供できるとのことで、サービスは11月16日より提供開始する。

 ネットマークスでは2001年から、ファイアウォールの運用代行をはじめとした「SecurePlanetサービス」を提供しており、累計1000台を超える各種ファイアウォール/UTM機器の運用を行ってきた。

 今回提供するSecure Planet UTMマネジメントサービスでもこのノウハウを活用しており、顧客企業内のネットワークに設置されたFortiGateシリーズに対し、機器の稼働監視、障害対応、設定情報管理などを提供する。また、ファイアウォール機能/VPN機能の運用管理、ウイルス対策やIPSなどUTM機能の運用管理を行うほか、リモートからのファームウェアバージョンアップ実施、設定変更や、Webポータルサイト、ヘルプデスクも提供するとした。

 ユーザー企業側では、UTM運用に関する技術者の教育や専任者が不要となる点がメリットで、ネットマークスのノウハウを生かした運用代行により、強度の高いセキュリティ対策を低コストで実現できるとしている。

 なお、ネットマークスから購入した機器に対してサービスを提供する場合と、ネットマークスからレンタルした機器を対象にする場合の、2通りの利用形態を用意しており、契約後にレンタル機器をアップグレードした際の無償キャンペーンや、「SecurePlanet Firewallマネジメントサービス」などを利用中のユーザー向けのキャンペーンなども実施するとのこと。

 価格は、FW/VPN基本サービスが初期費用8万円から、月額費用2万5000円から。UTMオプションを追加した契約が初期費用12万円から、月額費用4万5000円から。機器レンタル料金は、初期費用1万5000円から、月額費用6000円からとなっている。

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(石井 一志)
2012/10/25 18:24