レッドハット、アプリサーバー「JBoss EAP」のサポート期間を最大10年に延長


 レッドハット株式会社は2日、Javaアプリケーションサーバー「JBoss Enterprise Application Platform(EAP)」の製品ライフサイクルを、最大10年に延長すると発表した。これまでは標準で7年間のサポートを提供していたが、今回、その後に最大3年間契約できる「拡張ライフサイクルサポート(ELS:Extended Lifecycle Support)プログラム」が追加され、合計10年のサポートを受けられるようになる。

 今回、サポート契約を拡張したのは、国内でのJBoss関連製品の採用が進む中で、オープンソースソフトウェア(OSS)を企業のミッションクリティカルな業務システム基盤として検討している企業から、JBoss製品に関する長期サポートの強い要望があったことを受けてのもの。これによって、OSSを長期的に安心して利用できる環境がOSだけでなくミドルウェアにも拡大された。

 適用されるバージョンは4.2以降。なおELSプログラムは、JBoss EAPの標準サブスクリプションに追加する年額サブスクリプションとして提供され、16Coreあたり42万9000円(税別)からとなる。

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