FJM、中堅市場向けのクラウド基盤サービス「AZCLOUD IaaS」


 株式会社富士通マーケティング(FJM)は18日、中堅市場に特化したクラウド基盤サービス「AZCLOUD IaaS」を発表した。8月より提供する。

 AZCLOUD IaaSは、基幹業務システム向けに提供する仮想プライベートクラウド。初期環境構築サービス、閉域VPN環境、運用サポートまでをクラウド基盤とセットにしたのが特長。クラウド基盤には「ニフティクラウド」を採用している。基盤の堅牢さと閉域VPN回線による高い信頼性もアピール。既存システムのクラウド環境への移行や、業務アプリケーション「GLOVIA smart」シリーズなどを組み合わせた最適なシステムを提供することで、中堅・中小企業の経営をサポートするとしている。

 価格は、初期費用が29万1000円(税別)から、月額費用が8万2000円(同)から。オプションとして、モバイル接続オプション、インターネットオプション、運用代行オプション、訪問サポートサービス、クラウド移行コンサルティングなども提供する。

サービスメニュー

 販売は、FJMの直販に加え、順次全国のパートナーを通じて行う予定。パートナー向けの研修会やIaaS環境におけるシステム開発ガイドラインの提供など、パートナー支援策を充実させ、パートナーと連携したきめ細かいサービスを提供していく方針。販売目標は今後3年間で1000社。

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(川島 弘之)
2012/7/18 15:14