ネットギア、10GbE対応・180TBまで拡張可能なユニファイド・ストレージ「ReadyDATA 5200」


 ネットギアジャパン合同会社(以下、ネットギア)は、10Gigabit Ethernet(GbE)対応で容量180TBまで拡張可能なビジネス向けネットワークストレージNETGEAR ReadyDATAシリーズを6月26日より販売開始すると発表した。価格は、「ReadyDATA 5200 12ベイ2U (10GbE) 本体ベースユニット(型番:RD5200-100WWS)」が72万円(税別)。別売ドライブパックは「6×1TB SATAドライブパック(型番:RD5D6LT01-100WWS)」が22万9000円(税別)など。

ReadyDATA 5200本体ベースユニット

 ReadyDATAシリーズは、SATA、SAS、SDDドライブに対応しており、180TBまで容量を拡張可能。また、これまではハイエンドストレージの追加オプション機能として提供されていた、シン・プロビジョニングやデータ・ディデュプリケーション(重複排除)、iSCSIボリュームのスナップショット、ブロックレベルのデータ・レプリケーション機能が、ソフトウェアライセンス費用なしで、機器を購入するだけで利用できる。クラウド対応のブロックレベル・レプリケーション機能も標準で搭載、ネットギアによれば同機能搭載は世界初になるという。

 従来は大規模データセンターでのみ利用されていたこれらの高度な保護機能や利便性の高いサービスを、導入しやすい価格で提供することで、中堅企業または中小規模事業所でも利用可能になったとしている。また大企業においても、導入および運用にかかるITコストの低減や業務の効率化を図ることができるとしている。

 LANポートはGbEポート×2、10GbEポート×2を装備する。MicrosoftおよびVMware認証を取得しており、Microsoftのアクティブディレクトリに対応。保証期間はHDD含めて5年間。

 なお、ネットギアでは今回のReadyDATAの発売にともない、顧客・販売店向け製品セミナーを8月2日に東京・京橋のネットギアジャパン セミナールームで実施。参加者から抽選で3名にReadyNAS Duo v2をプレゼントする。

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