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2014年4月15日

日立、microSDサイズのモバイル認証デバイス「KeyMobileMSD」販売開始

〜スマホを認証デバイスにするKeyMobileフォン(仮称)も


発表会で「KeyMobileMSD」を手に持ってプレゼンする、日立製作所 情報・通信システム社 セキュリティ・トレーサビリティ事業部 グローバルプロダクト本部 本部長 九野 伸氏

 株式会社日立製作所は、モバイル端末向けセキュリティデバイス「KeyMobile」の後継製品として、金融機関などのICカード並みの高セキュリティ機能はそのままに、microSDカードサイズに小型化したモバイル認証デバイス「KeyMobileMSD」(キーモバイル・エムエスディー)を発売すると発表した。価格は1万7800円で、4月25日に販売開始する。

 「KeyMobileMSD」は、金融機関などのICカードに用いられる耐タンパ性に優れたセキュリティレベルの高いICチップとフラッシュメモリーを搭載した認証デバイス。情報セキュリティ国際評価基準「Common Criteria(CC)」の保証レベル4+(EAL4+)認定を取得したICチップを採用しているほか、ICチップにはRSA暗号2048ビットに対応したPKIカードアプリケーションソフトウェアを搭載するなど、高いセキュリティレベルを実現した。内蔵フラッシュメモリーの容量は2GBに拡張したことで、カード内に業務データやドキュメント、各種アプリケーションなどを入れて持ち歩くことも可能となっている。

 ノートPC、スマートフォン、タブレットなど現在は多くの機器でmicroSDカードスロットを装備していることと、ICチップのプロセス微細化により小型化が可能になったことからmicroSDカードサイズを採用。専用のドライバーなどソフトウェアは必要だが、市販のノートPCやスマートフォンなどのmicroSDスロットが利用できる。

 発表会では、「KeyMobileMSD」を装着したスマートフォンを認証デバイスとして利用するデモも行われた。スマートフォンをAndroidスマートフォンのmicroSDカードスロットに「KeyMobileMSD」を挿入。スマートフォンとノートPCをBluetoothで接続することで、スマートフォンを認証デバイスとして利用する。

 ICチップにはPKI機能で利用する電子証明書(最大5つまで)の格納、秘密鍵やPINの設定が可能な機能を搭載。「KeyMobileMSD」を専用ソフトをインストールしたノートPCやスマートフォン、タブレットなどの携帯機器に装着することで、業務システムなどへのリモートアクセスをセキュアに行うことができる。また、紛失した場合には、企業の管理者などが電子証明書をリモート操作で失効させ、不正利用やなりすましを防ぐことが可能だ。

 日立では、従来から提供している日立のセキュリティソリューション「Secureplaza」(セキュアプラザ)の「モバイルセキュリティソリューション」を強化するため、各種モバイル端末向け製品のラインアップの拡充を図り、その第1弾として、Windows 7(32bit)搭載のモバイルノートPCとタブレットPC向けに「KeyMobileMSD」を提供。今後は、12年度の第2四半期にAndroid OS対応製品、第3四半期にWindows 8対応製品のリリースを予定する。

 日立製作所 情報・通信システム社 セキュリティ・トレーサビリティ事業部 グローバルプロダクト本部 本部長 九野 伸氏は、「セキュリティ市場全般では、市場の伸びは年1%程度に止まっているが、モバイルセキュリティに限れば、2015年には2011年の3倍、3000億円の市場に成長すると予測されている。「KeyMobileMSD」は、カード単体だけでなく周辺のソリューションなども含め、今後3年間でグローバル市場で200億円の売り上げを目指す」と述べた。


ソリューションと合わせてグローバルに展開し、3年で200億円の売り上げを目指す 世界のモバイルセキュリティ市場売上予測 日立は2000年ごろから「Secureplaza」のブランドで日立グループのセキュリティソリューションを推進してきた


新製品の特長(1)小型化 新製品の特長(2)高セキュリティ 新製品の特長(3)利便性


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