日本HPの「ProLiant Gen8」サーバーを国立遺伝学研究所が採用


HP ProLiant SL230s Gen8

 日本ヒューレット・パッカード株式会社(以下、日本HP)は18日、大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立遺伝学研究所が、日本HPのx86サーバー「HP ProLiant Gen8」をはじめとした350台以上から構成されるサーバーシステムを導入したと発表した。

 国立遺伝学研究所は、生命科学・遺伝学分野における国際水準の先端的研究機構で、国際塩基配列データベース「日本DNAデータバンク」(DDBJ:DNA Data Bank of Japan)、およびそれらデータの各種検索/解析のための計算基盤(スーパーコンピュータシステム)を整備し、共同利用機関として国内外に提供している。

 今回、このDDBJと計算基盤の水準を刷新するにあたり、日本HPのサーバーが採用された。採用の理由は、高い演算性能と、省スペース・省電力といった環境性能を両立させている点が評価されたため。具体的なサーバーとしては、「HP ProLiant SL230s Gen8」が288台、「HP ProLiant SL250s Gen8」が64台導入されている。

 またこれ以外にも、大容量の共有メモリを搭載する「HP ProLiant DL980 G7」、InfiniBand高速ネットワーク製品など、ほかの日本HP製品もあわせて導入されたとのこと。

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