ぷらっとホーム教育機関での利用に特化したProxyアプライアンス~集中するWebアクセスを高速化


EasyBlocks教育機関向けProxyモデル

 ぷらっとホーム株式会社は26日、教育機関向けのProxyアプライアンス「EasyBlocks教育機関向けProxyモデル」を発表した。機能や運用形態など、教育委員会や関連SIerのニーズを徹底的にヒアリングした上で製品化されているという。価格はオープン。

 教育現場やPC教室では、数十台のPCからインターネットアクセスが集中し、操作レスポンスが低下するケースが多く見られる。今回製品化された「EasyBlocks教育機関向けProxyモデル」は、キャッシュ効果によりレスポンスの改善を図るアプライアンスで、Webアクセスに対して本体メモリ上のキャッシュ領域から応答を行うことで、アクセス集中時でも快適なWeb閲覧が可能になる。

 最大の特徴は、教育機関におけるスムーズな導入・運用に特化している点。必要な設定を指先サイズの小型USBメモリに格納し、それを挿すだけで設定が完了するほか、万一のトラブル時にも、使用していたUSBメモリを代替機に挿し替えるだけで、誰でも設定移行が可能になる。

 さらに、手のひらサイズで設置場所を選ばない、低消費電力で操作するといったメリットがあるほか、熱にもホコリにも強い堅牢なハードウェアを採用しており、机の上や床の上・床下などでも安定して動作するとした。また、電源プラグ差し込みで起動し、電源プラグを抜けばシャットダウンとなる仕組みを採用しているので、思わぬプラグ抜けが起きても、電源を挿し直せば、停止前と同じように動作を始めるとのこと。

 加えて、標準添付のユーザー専用サポートデスクで、ソフトウェアサポートや導入支援の問い合わせに対応。故障時に代替機を先に送付する「先出しセンドバック」修理なども利用可能なことから、障害時のロスも最小化できる。このほか、オンサイト対応、設置・設定サービス、カスタムプリセットなど、拡張サポートメニューも用意された。

 端末は100台程度まで対応し、最大スループットは約30Mbps。

関連情報