日立ソリューションズ、会議資料の共有と管理の効率化を支援するソリューション


 株式会社日立ソリューションズは19日、複数システムを組み合わせてオフィスワークを改革する「オフィスワーク改革ソリューション」を提供すると発表した。その第1弾として、まず、インタラクティブホワイトボード「StarBoard」と文書管理システム「ラビニティOne」を連携させ、会議資料の共有と管理の効率化を支援するソリューションを、1月20日より提供する。

 「オフィスワーク改革ソリューション」では、1)社員ひとりひとりの知的生産性を向上する「個人力向上」、2)社員のコラボレーション活動による知的生産性を向上する「共創力向上」、3)情報漏えい対策や労務管理などの煩雑な作業を効率化し、企業における知的作業のための時間を増やす「仕事環境最適化」、といった3つの観点からオフィスワークの改革を支援するという。

 今回、第1弾として提供されるソリューションでは、StarBoardとラビニティOneをシームレスに連携させ、会議資料の共有と管理の効率化を支援するとのこと。具体的には、StarBoardの企業向けソフト「StarBoard Software for Business 1.0」へ追加された「ラビニティOne」連携プラグインを利用して、両者を連携させる。

 これによって、StarBoardの画面上からラビニティOneの文書管理サーバーへ一元管理された会議資料を参照したり、StarBoardの画面上での書き込みをラビニティOneの文書管理サーバーに保存したり、といったことを実現。会議前の資料準備、会議後の議事録展開の手間を省けるほか、会議資料に対する書き込みをリアルタイムに共有して会議中の誤認識を防げるようになるという。さらに、会議資料の配布が不要になるため、会議のペーパーレス化も実現するとのこと。

 なお、使い方の例として日立ソリューションズでは、製造業の企業において、図面レビューを行う際にテーブル型のインタラクティブホワイトボード「StarBoard Link DR」を利用してラビニティOneの文書管理サーバー内にある図面データを共有し、レビュー結果をその図面上に手書きする、といったケースを挙げている。

 この例での参考価格は、StarBoard Link DR(プロジェクターセット)、StarBoard ラビニティOne連携プラグイン、ラビニティOneなど一式で約270万円。利用にはこのほか、StarBoard用のクライアントPC1台、ラビニティOne用のサーバーPC1台やタブレット端末1台が別途必要となる。


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