日立ソフト、電子黒板「StarBoard」の学校ICT対応モデル


FX-TRIOのプロジェクタ一体型モデル(77型)

 日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社(日立ソフト)は9月24日、電子黒板「StarBoard」の学校ICT対応モデルを追加すると発表した。ボード型「FX-TRIO」と、一体型(プラズマタイプ)「PX-DUO-50」の新モデルを11月より順次提供する。

 「StarBoard」は、PC画面を映写したボード上で、書き込みやPC操作ができるインタラクティブな電子情報ボード。今回、ボード型の新モデル「FX-TRIO」では、世界で初めて3人同時に書き込みできる機能を搭載したほか、一体型「PX-DUO-50」では、画面の両側にファンクションボタン(外部スイッチ)を搭載し、ワンタッチで「テレビ・PCの切り替え」や「テレビのアスペクト比の切り替え」、「自動位置合わせ」などの操作を行えるよう、機能を改善した。

 なおFX-TRIOについては、昇降型スタンドと短焦点プロジェクタをあわせた一体化モデルも提供する。これを用いると、移動時のドアの高さや身長の高さにあわせて、ボードの高さ調整を楽に行えるとのこと。

 提供時期は、PX-DUO-50の両ボタンモデルが11月1日、FX-TRIOの77型モデルが2010年1月末、FX-TRIOの88型ワイドモデルが同年2月末。FX-TRIOのプロジェクタ一体型モデルも、それぞれ通常モデルと同時期に提供される。価格はすべてオープン。


(石井 一志)

2009/9/25 12:00