NTTソフト、クラウド・セルフサービスポータル「vHut」をOSSとして公開
vHutの操作イメージ |
NTTソフトウェア株式会社(以下、NTTソフト)は15日、クラウド・セルフサービスポータル「vHut(virtualization High-operation support tool)」を、オープンソースソフト(OSS)として無償公開したと発表した。
vHutは、Red Hat Enterprise Virtualizationと連携して動作する、クラウド・セルフサービスポータル。システムの運用担当者に集中してしまう運用作業を移譲・自動化することにより、システム全体での運用コスト削減を可能にするという。
具体的には、仮想環境の設置など、システム構成の作成・管理作業をドラッグ&ドロップなどのシンプルな操作のみで行え、専門知識を持たないユーザーであっても利用可能なため、作業の委譲を容易に行うことができる。
また、複数の仮想環境を用いる複雑なシステム構成であっても、1つのテンプレートとして定義/管理可能なほか、テンプレートに定義された構成は、登録したスケジュールで自動生成/削除を行えるので、個別に仮想環境の定義や生成をする必要がなくなり、運用担当の負担軽減につながるとしている。
なおNTTソフトでは、OSSとしてのvHutおよびマニュアルなどを無償公開するとともに、システム構築を希望する企業に対しては、有償での構築サービスも提供するとのこと。